復興継続支援プロジェクト(2017年)

「わせねでや」
「絆~忘れない2017年」復興継続支援プロジェクト

   NPO法人日本アクティブ・フード協会は、被災地の子供たちに継続した支援活動を行うためと、被災直後に復興を願いながら作られた歌「花の冠」、復興を願いながら歌い継がれている歌「わせねでや」を、広くたくさんの方に聴いていただき、改めて復興支援の必要性を感じていただく事を目的として活動を2016年より開始いたしました。このプロジェクトは、NPO法人日本アクティブ・フード協会の「被災地支援のお手伝い」活動として進行しています。プロジェクト支援金とCD発売利益を被災地子供たち支援活動に使わせていただく為のプロジェクトです。
この機会に、いま一度皆様のご支援をいただきたくお願いいたします。

2017年、東日本大震災から丸6年が経過しました。未だ帰宅困難地域の方々は故郷にも帰れず避難生活を余儀なくされているのが現状です。加えて震災当年は、沢山の企業や個人が募金活動をはじめ被災地支援に参加していた事も、被災地外(特に都市部)では今や無関心に思える程の状況だと言う思いは一緒ではないでしょうか。今般、皆さま方からの支援金、CD売上金は被災子供たちに直接支援している団体・組織に寄付金として使わせていただくと共に私どもNPO活動を通して障がい者支援に使わせていただきます。ご親族を亡くし、住処を奪われ、経済的・住環境的に苦しんでいる子供たちの中には、高校や大学進学を諦め、スポーツや音楽等の将来の夢までを諦めてしまう子供も、実はたくさん居られます。

私たちは、子供たちに未来の夢を諦めさせない為の支援を継続して行ってまいります。私たちは、未来を担う子供たちのための活動を、これからも継続してまいります。今回もご支援をいただいた皆さま、厚く御礼申し上げます。同時に更なる皆様からの温かいご支援をいただけますよう、お願い申し上げます。

私たちが支援する被災地支援活動団体について

   ご存知のとおり、被災地には善意で活動している団体はたくさんございます。また、助成金や支援金目的で活動している団体もあるようなお話も聞いたことがございます。私たちは、現地で実際に活動し、充分な活動実績と現状実態、有効な子供たち支援を実際に行っている団体を、私たち支援する団体として認定しております。具体的に支援した団体名、支援金額は、昨年の当プロジェクト終了後、ホームページ上にて報告させていただきましたが、無料で学習塾を運営している団体、子供たちのスポーツや音楽活動の遠征費等を支援団体、楽器の修復を無料で行っている団体、震災の恐ろしさ語り継ぐための街角コンサートを行っている団体等です。

被災地支援活動団体を、私たちが支援する理由

   私たちNPO法人は都心部に拠点を構えて活動しています。残念ながら被災地には拠点はございません。被災地で支援活動している団体も、それぞれ支援金を集めながら活動していますので、それぞれの団体に支援いただいてもありがたいと思っております。ただ、あの震災の記憶が風化しつつある都心部の現状で、被災地に支援を継続している方々が、どれほどいらしゃるのでしょうか。支援する側のご意見として、支援金がいくら集まって、どこに活用されているのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。私たちは、昨年9月から何度も被災地宮城に行って、たくさんの方々と意見交換をさせていただきました。本当に有効な支援をされているのは、現地で実際に活動しているNPOや団体の方々だと思っております。被災地外の私たちができる事を、有効に活用するもっとも良い支援方法が被災地支援団体の支援をする事だと判断しました。


このプロジェクトは、前田憲男さまはじめ、さとう宗幸さま、塚原光男さま、多くのアーティストさま、被災地の子供たち学生たち、学校関係者の皆さま、一般の方が賛同し、全て無償参加にてご協力頂きました。
特に、音源・著作権を無償提供いただいた(株)シンコーミュージック・エンタテイメントさま、パナソニック映像(株)さま、(株)BSフジさま、さとう音楽事務所さま、(株)アッチェルランドコーポレーションさま、キングレコード(株)さまはじめ多くの企業さまのご理解ご協力を得ながら今日に至りました事、厚く御礼申し上げます。

NPO法人 日本アクティブ・フード協会    理事長  神原  進
NPO法人 日本アクティブ・フード協会 復興継続支援PJ実行委員会
有限会社 咲花商事 復興継続支援PJ実行委員会

「絆~忘れない」 2017年JAFA復興継続支援プロジェクト