
福島しあわせ運べるように合唱団
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福島県二本松市を拠点に活動している合唱団です。
震災当時、合唱団指導者の佐藤敬子先生は、神戸の復興曲「しあわせ運べるように」に出会い、神戸の20数年間があるのは、この歌の何か力があるだろうと感じ、“神戸”と歌われているところを“福島”と“故郷”に変えて歌い継いでいます。震災により子どもたちが差別を受けることがあった時の為に、歌や劇その他の指導を通して「子どもたちに是非知的な言葉をもって、怒りではなく、争いではなく、真っすぐ話せる人になってほしい。」と願い、指導している合唱団です。震災を学びながら被災地の復興を願って、全国に歌を届ける活動を精力的に行っています。
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田園調布雙葉中学高等学校 聖歌隊
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本校は「徳においては純真に、義務においては堅実に」を校訓とする、カトリックのミッションスクールです。幼稚園・小学校・中学高校の一貫教育を行っており、さまざまな「出会いとかかわり」を通して自己の存在の意味に目覚め、自律と自立への道を歩む教育の実践を目指しています。
聖歌隊は愛徳活動として活動しており、学校行事等で積極的に奉仕しています。震災後から歌い継がれている『花の冠』の作曲者、松浦真沙さんの出身校でもあり、震災後継続して『花の冠』を歌っています。
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宮城県仙台南高等学校
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「英知・調和・自律」を校訓とし、人間の育成を目指す文武両道の進学校です。音楽部合唱団は復興支援の歌声を県内外や国外でも発信し続ける一方、各種コンクールで常に上位の成績を収め、東北大会や全国大会出場の実績もある音楽部です。
震災後の津波によって、音楽部合唱団の生徒が命を亡くしました。仲間の追悼のため、身近な人の命が奪われてしまう災害の恐ろしさを後世に語り継ぐため、生徒たちが歌い継いでいる歌の一つが『わせねでや』です。学生たちが歌い継ける意味を知ってください。
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岩手県立一関第二高等学校
明治40年5月15日に創立され、創立117年目を迎えた総合学科高校です。
校訓「自主の心・意志の力・創造の意欲」の下、真理と正義を愛し自主的精神と強い意志を持ち、豊かな創造力に富む人間の育成に取り組んでいる学校です。
また、総合学科高校として、人文、自然、ビジネス、環境・生活、福祉の5系列があり、進路に合わせて未来を切り開いています。生徒は、文武両道に励み、専門的な学びの中で自己実現を目指しています。今回は、「がんばれニッポン」吹奏楽版と、「銀河鉄道999」に今の想いを精いっぱい込めた演奏を、収録させていただきました。
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富士合唱団
学生や社会人で構成され、勇気と希望を届ける歌声を目指し、練習に励んでいます。
東日本復興を応援する活動やコンサートの開催等、合唱を通し「平和」「幸福」を広げる活動を展開しています。今回、被災した方々からのリクエスト「森ヶ崎海岸」を収録させていただきました。人生の岐路に立つ若者が、いかに生きるかを語り合う中で、互いの選ぶ別々の道を尊重し、幸福と成功を信じ約し合う歌です。
「友の幸せ」を願う詩と美しいメロディをお聴きください。
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愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団
1977年、愛知教職員合唱団として設立、1985年子どもたち、市民とともにつくる合唱団として「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」と改称。1986年初演の合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」をはじめ、幅広い世代でうたう多くの合唱曲・ミュージカルなどを創り広げてきました。平和と命と子どもたちの笑顔を大切にしている合唱団です。
2021年に福島第一原発事故から10年の福島の現実と私たちの思いを描くミュージカル「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」を初演、22年10月には、多くの皆さんのご支援を受け、福島県内で公演することができ、原発事故を風化させないという思いは全国にも広がりつつあります。今回は、福島県浪江町立浪江中学校三年一組の生徒さん作詞の「未来の光へ」を、復興を願い、心を込めて歌いました。
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復興の詩プロジェクト(おもいでのうたコンサート)
東日本大震災以降、テノール歌手の松尾英章氏を中心に、音楽、特に合唱を通して被災地域の青少年育成を目指して、継続的に活動されている団体です。毎年、復興支援としてコンサートを開催していますが、2017年からは、東北合唱の聖地とも言われている多賀城市文化センターにて「おもいでのうたコンサート」を開催。今回は、第10回独唱コンテスト最優秀賞の山田奈穂さん(仙台南高校)と仙台室内合唱団「紡輝」&仙台南高校合唱団の皆様に内藤淳一作曲「夕暮れカレー」を収録させていただきました。
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神戸市立(旧)吾妻小学校
1995年1月17日の阪神淡路大震災から約1か月の2月27日、避難所となっていた当時の神戸市立吾妻小学校で「しあわせ運べるように」が演奏されました。
今では、神戸は勿論、福島、熊本、新潟等、日本各地の被災地、国外でも歌われています。「地震にも負けない強い心を持って」「亡くなった方々の分も毎日を大切に生きて行こう」震災復興を願って、生き抜く希望と決意が込められています。
今回収録させていただいたこの音源・写真は、震災直後の演奏です。臼井先生によって命が吹き込まれ、これからも歌い継がれるこの歌の原点とも言うべき貴重な音源です。
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リンゴスターズ
結成30年、IT業界の有志が集まった伝統あるアマチュアバンドです。Apple=リンゴから命名しました。ジャズやラテンを中心に、オリジナル曲も多数発表しています。ドラムの原田泳幸氏をはじめ、プロ級の腕前を誇る各メンバーが参加して毎年ライブコンサートを開催しており、多くのファンも抱えて活動しています。今年2023年5月12日には、東京丸の内コットンクラブでライブコンサートを開催する予定です。
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IL DIVO
2021年12月にカルロス・マリンがコロナ感染症でお亡くなりになりました。
イル・ディーヴォ解散の危機との噂が広がる中、メンバーはカルロスの意思を考え世界公演を行う事を決意、最初に選んだのが2022年3月の日本公演でした。
しかし残念な事に被災地仙台公演は同時期の地震によって中止となってしまいます。
イル・ディーヴォは、2004年デビュー以来、頻繁に日本公演を行い、2012年3月には、東日本大震災後いち早く日本公演を実現し、被災地を元気づけていただきました。私たちは、このイル・ディーヴォの音楽活動姿勢と日本の被災地の方々に寄り添う活動を、更に多くの方々に知っていただきたく思い、今回特別に2曲収録のお願いをさせていただきました。ご快諾を得られたことに本当に感謝いたしております。
CD最初の曲「TIMETOSAYGOODBYE」この曲の最後のフレーズに特に注目して下さい。力強いバリトンの声、カルロスからあなたへのメッセージです。
CD最後の曲「FURUSATO」この曲は2012年の日本公演時に、東日本大震災の追悼と鎮魂を込めて歌われました。日本人の「故郷」の心を完璧な日本語とともに一切の妥協もなく歌われた事に、日本中が感動の渦に包まれました。
ボーカル4名それぞれ国籍が違いながらも、素晴らしい歌声と息の合った美しいハーモニー、音楽こそが世界の調和を実現できるのかも知れません。
イル・ディーヴォの皆さんありがとうございます。カルロス・マリンのご冥福をお祈りいたします。
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前田憲男・WE3
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戦後の日本の音楽界の道筋を創り、作曲家・編曲家・ジャズピアニストと、マルチに大活躍した日本が世界に誇る大音楽家です。特にジャズ界では、神業師的なアレンジャーとして活躍なされました。今回は氏が残された極上の演奏を収録させていただきました。前田憲男(P)、猪俣猛(DS)、荒川康男(B)の演奏。伝説のスーパートリオ、WE3。日本が誇る最高のスーパートリオの貴重な本物の演奏を楽しんでください。これぞ大人のジャズ演奏の決定版です。
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塚原光男
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皆さまご存知の日本体操会のレジェンドです。
メキシコ、ミュンヘン、モントリオールの3大会オリンピック金メダリストです。鉄棒の「月面宙返り(ムーンサルト)」、跳馬の「ツカハラ跳び」の開発者です。現在は、体操を通じてスポーツの素晴らしさを子供達に伝えながら、生きる力と人格の形成を目的とした人間教育に尽力されています。同時に、東日本に限らず、全国各地の被災地支援にも常に精力的に活動され、特に被災地子供たちの未来を案じておられます。その思いを込めて作詞作曲された曲が「がんばれニッポン」です。
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さとう宗幸
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仙台拠点に、シンガーソングライター、司会、俳優、タレントとして、常に精力的に活動されている宗さん。私たちの復興継続支援プロジェクトには、1枚目のCD収録「青葉城恋唄」から継続して参加頂いております。震災後から、被災した子供達支援活動を開始し、各県の被災した地域へ直接出向いて住民と交流するなど、一貫した復興応援活動を続けておられます。今年は、『さとう宗幸全曲集2016』から「スズラン」を収録させていただきました。今年歌手活動45周年を迎える宗さん、益々期待しています。
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加藤登紀子
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昨年、戦火の中、ウクライナで故郷を追われた人への支援アルバム「果てなき大地の上で」を発売されました。毎年の「ほろ酔いコンサート」や各種コンサート、YouTubeでは「登紀子の土の日ライブ」や対談、執筆では「哲さんの声が聞こえる」、その他マスコミ出演や講演活動など、本当に忙しく精力的な活動をされています。
常にその時代を表現し、今こそ必要な歌を歌われていると感じます。何故争いが生じるのか、何故争いが良くないのか。知りたい方は登紀子さんの歌を聴いてください。
今回収録させていただいた、登紀子さんの「Imagine」を聴いてください。
世の中が変化する事を待つのではなく、私たち一人一人が変わらなければならない事に気づいてください。
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ナターシャ・グジー
ウクライナ出身。6歳のときチェルノブイリ原発事故により避難生活を経験。8歳から民族楽器バンドゥーラを学びはじめ、以来人生には常に音楽が寄り添い、ご自身を励まし、勇気づけてくれたとのことです。来日23年で、ウクライナの歌姫として、またバンドゥーラ演奏の第一人者として活躍されています。
東日本大震災の後は、特に子どもたちへの支援に尽力され、その活動は教科書にも掲載されています。また、食べて応援!ウクライナ「なっちゃんボルシチ」など、ウクライナ支援プロジェクトをいくつも立ち上げて、ウクライナの豊かな文化の紹介を通じて長い支援につながる取り組みを続けています。応援よろしくお願いします。
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臼井真 神戸親和女子大学 准教授 作詞作曲家
神戸生まれ神戸育ちの臼井先生、初めての作詞作曲作品は4歳の時、以降現在まで約400を超える作品を生んでいます。「しあわせ運べるように」は、その作品のなかの代表作の1つです。小学校音楽教育を定年まで勤めあげ、現在は次のステージの場として、「命の大切さ」を子供たちに伝えられる教育者を育てるため、大学准教授としてご活躍されています。「歌の力を信じ、子供たちの力を信じる」臼井先生の数々の作品と共に、誠実でやさしさ溢れる人柄の臼井先生の感性から生まれてくる作品が、今後も楽しみです。
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ザ・ムーンサルト4
【赤坂エルカミーノ】参加型ライブハウスに集う、団塊世代中心で構成される典型的「おやじバンド」です。メンバーは、オリンピック3大会体操金メダリストの塚原光男氏をはじめ、赤坂エルカミーノ代表、ギター・戸田健治氏。ベースギター・矢島文絵さん。ドラムではプロ級の腕前、原田泳幸氏。終わりの見えない東日本大震災の復興支援継続と、被災地の子どもたち応援する目的として、改めて復興支援曲が必要だ!との思いを共有し、「がんばれニッポン復活版」を演奏していただきました。
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あいはらひろゆき
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絵本「くまのがっこう」の作者です。
仙台出身の彼は、2002年に絵本作家としてデビューする以前は、まったく畑違いの広告業界で活躍していました。長女の誕生をきっかけに絵本世界と出会った彼は、「子供たちだけで頑張っている姿を大人は外から応援する」という世界観を絵本の世界で表現しています。
また、2021年には、震災の記憶が風化しかねない今こそ、子どもたちに語り継がなければならない命の物語【笑顔が守った命】を新たに出版なされました。津波から150人の子どもを救った保育士たちの愛と勇気の実話です。是非子供たちに読んで欲しい本です。
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「くまのがっこう」(株式会社キャラ研)
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子供たちに大人気の絵本「くまのがっこう」は、「LIFE~あたりまえの暮らしを楽しむこと」をテーマにした絵本の世界は、子供たち、すべての人たちの生活に普遍的な「しあわせ」を提供し続けて愛されています。被災地支援活動「チアジャッキーズ」では、被災地で頑張る子供たちを応援するための訪問活動、チャリティミュージカル開催、寄付活動や絵本・画材、衣料・医薬品の寄贈などの社会貢献を積極的に継続的に行っています。
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