参加者からのメッセージ
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「今から126年前、近代オリンピックの父クーベルタン男爵が提唱したオリンピズムとは「スポーツを通じて心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を乗り越え、友情・連帯感・フェアープレーの精神をもって理解しあうことで、世界平和の実現に貢献する」としています。スポーツは人類が生み出した貴重な文化であり、運動の喜びを分かち合い、感動を共有し、人々の絆を深めることを可能にします。私はスポーツの原点である体操を通じてスポーツの素晴らしさを子供達に伝え、生きる力を育み人格の形成に貢献したいと考えています。同様に、東日本大震災や様々な被災された方々にも、夢と希望をもってあきらめず頑張っていただくよう心か |
前 田 憲 男
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「2018年11月25日、前田先生は今生での大偉業を成し遂げ、その役割とご活躍の場を別の世界へと移されました。残された私たちにとっては、大変残念な悲しい事でしたが、3000曲以上とも言われる美しい編曲作品、そして素晴らしい演奏の数々、唯一無二の前田憲男音楽を残してくださいました。私どもの復興継続支援PJにも、当初から大変なご理解とご協力を頂きました。特に私達とって、「がんばれニッポン」を、子供たちが演奏できる吹奏楽版、社会人・学生が演奏できるビックバンド版のオーケストレーションを手掛けていただけた事は、本当に名誉な事だと誇りに思っております。私たちは今後とも、前田先生のこの曲を子供達に伝えて行くと同時に、前田憲男さまが気にかけておられた震災復興への思いを伝えて参ります。」 |
さ と う 宗 幸
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「あれから9年の歳月が経過しました。被災地では、尽きることのない涙を流しながらの復興が続いています。「ため息は吸いとるように、苦しみ悩みは分け合うように、たまの喜びはほほえむように」大変なことを経験したからこそ、人々の優しさが更に身に沁みる東北を感じて欲しい。「春のやさしげな若葉、夏のひんやり木陰、秋はあたたかい枯葉の焚火、冬にはこもれ陽」四季に渡って光輝く東北を感じに来て欲しいと願っています。 まだまだ、子供たち、被災者の心をささえながら活動を続けて行かなくてはなりません。 東北と、復興支援を継続しているこのプロジェクトの応援、お願いいたします。」 |
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震災から 9 年がたち、この活動に毎年参加されている前田憲男先生の復興支援活動を身近で拝見するなか、私にも何かお手伝いできることはないかと考えていた時に、今回のプロジェクトのお話をいただきました。 |
ShanーMin Yu |
台南室内合唱団は、仙台市との交流促進協定締結都市関係をうけ、これまでに仙台市を訪問し市民合唱団の皆様との交流コンサートを経験し、またその後には仙台市の合唱団を迎えて台南市で交流コンサートを実施した経験があります。震災の際には大切な仙台の友人を心配し、少額ではありましたが義援金を集めて応援させていただきました。その後、仙台や東北での直接のかかわりはありませんが、私どもは常に親日でいつも『心は日本の皆様と共に有る』という気持ちです。今回のプロジェクトにも、すぐに参加を決めさせていただきました。この歌声が被災地の皆様に届き、また近い将来復興した東北の各地で共に歌う機会が持てることを夢見ています。 |
今 泉 洋
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「復興継続支援CD制作と聞いて、直ぐに参加することを決めました。9年前のあの惨状は、忘れようのない記憶として今でも蘇ってきます。音楽家として出来ることは、音楽であの記憶を残し伝えること。理不尽とも言える災害に見舞われた人々の苦悩「NA・ZE」、それでも、明るい未来を信じて生きて欲しいとの願い「Mirai」を被災した方々の気持ちに寄り添って演奏しました。 このプロジェクトを応援しながら、自分の音楽活動のなかでもあの大震災を忘れずに、被災地を忘れずに伝えて行こうと思っています。」 |
原 田 雪 見
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「9年前の震災直後、私は被災地の状況はおろか、ふるさとの浪江町に容易に入る事すら出来ず、その場に残された家族・友人・知人などの安否を思うと不安・心配・空虚感に心を支配されてしまったかの様な日々でした。 その後、家族やメディアからの情報で多くの犠牲者の命が毎日失われてしまったこと。原発事故による放射能汚染の被害の重大さを知り、どんなに月日が過ぎようとも「復興が終わる日」なんてないんじゃないかと感じている方々も少なくないと思いました。 そんな中、だからこそ私に出来る唄う事で故郷の福島、被災した方々の心に、少しでも寄り添い続けていきたいと思っています。このプロジェクトに参加することで、3.11の事実とその教訓を伝えていければと思います。「ふるさと ふくしま」は、これからも大切に歌っていきたい一曲です。 |
加 藤 隆 寛 |
私が大学に入学をしたのは2011年、まさに東日本大震災の年でした。テレビで見るニュースはどれも悲惨なものばかりで、果たして自分の将来はこれからどうなっていくのだろうと停電した部屋の中で不安な日々を送りました。そんな中いつも自分の心を支えてくれていたのは大好きなアーティストの曲や仲間の声と共に作った音楽でした。あれから9年もの年月が過ぎ、たくさんの方々の努力によって一歩一歩復興へと向かっています。私達Pioniereの音楽が一人孤独で過ごした私を支 |
あ い は ら ひ ろ ゆ き
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「東日本大震災から9年が経過、昨年も台風や水害によって、多くの子供たちの心が傷つけられてしまったことに、心を痛めております。大人たちが必死に復興復旧に汗を流している姿をみると、「頑張って欲しい」と思いながら、きっと子供たちも、子供たちなりに頑張っているのだと思っています。どんな事があっても笑顔で頑張る子供たちの世界が「くまのがっこう」です。被災して傷ついた子供たちを応援するためにも、少しでも子供たちが笑顔になってくれるためにも、ジャッキーとの被災地訪問を続けて行こうと思っています。 震災の記憶を風化させないためにも、必死で健気に頑張る子供たちの心をささえるためにも、今年もこのプロジェクトに参加させていただきました。」 |