参加者紹介(2017年)

参加者紹介

  宮城県仙台南高等学校

 未来を担う青年として、高い知性と幅広い見識をもち、情操ゆたかな実践力に富む人間を育成することを教育目標とした県内有数の進学校です。
 震災後の津波によって、この学校の音楽部合唱団の生徒が命を亡くしました。
 仲間の追悼のため、身近な人の命が奪われてしまう災害の恐ろしさを後世に語り継ぐため生徒たちが歌い継いでいる歌のひとつが「わせねでや」です。
 今回は、2016年5月7日の第37回定期演奏会の演奏を収録させていただきました。
 学生たちが歌い継ける意味、その決意と気迫あふれる渾身の歌声を感じてください。

  宮城県仙台第二高等学校
 21世紀を力強く生き抜く逞しい力を持った人間を育て、さらには優れた資質能力を持った 多くの学友とともに、互いに尊重し合い、高め合い、自分自身を磨き続ける中で、豊かな人間性が身につけられるよう、日々積極的な教育活動を進めている学校です。
 また百有余年の歴史と伝統を誇りに、県下ナンバーワンの進学校として有名です。
 今回は、全国レベルの実力と、輝かしい実績のある吹奏楽部の皆様に、「がんばれニッポン」吹奏楽版を元気一杯に演奏していただきました。
   ジュニア&ユースコーラス“Raw Ore 
   仙台を拠点に市内在住の小学生から大学生まで、歌が大好きな男女が集った合唱団です。
 大槻葉子先生の呼びかけで平成18年から始まった合唱活動は、テノール歌手の松尾英章先生をボイストレーナーに迎え、定期演奏会や街頭コンサート、依頼演奏やイベント参加、施設慰問活動等、幅広い活動をされています。
 また、各種コンテストに出場する等、全国レベルの優秀な成績を残されている合唱団として、多方面から注目されています。
  宮城三女OG合唱団
  被災した人たちを元気付けるため街頭や避難所でのチャリティコンサートを開催するなど、被災後から様々な音楽活動を通じて被災者支援活動を行っている合唱団です。
  ベルギー王立カンターテ・ドミノ少年合唱団
  欧州ではトップレベルの実力、歴史と伝統を誇る少年合唱団です。
また、ベルギー王立の少年合唱団として、格式ある少年合唱団として有名です。
 合唱団としては、国際青少年音楽祭に参加するなど、学校や擁護施設訪問、老人ホーム等での慰問活動等々、幅広い音楽活動を精力的に行っています。
 東日本大震災直後の2012年、5度目の日本公演を行う等、これまで半世紀以上に渡り、世界33か国以上で公演を行っている世界が認める合唱団でもあります。
 今回は、私どもの被災地支援活動にご理解をいただき、被災地の方々の為に、日本語での合唱2曲を歌っていただき収録させていただきました。
 これぞまさに「天使の歌声」、じっくりと聴いてください。
   塚原  光男

  皆さまご存知の日本体操会のレジェンドです。メキシコ、ミュンヘン、モントリオールの3大会オリンピック金メダリストです。鉄棒の「月面宙返り(ムーンサルト)」、跳馬の「ツカハラ跳び」の開発者です。
 2016年のリオデジャネイロ五輪では、日本体操会の大活躍をはじめ、日本選手団の大活躍の原動力としてご尽力なされました。更に020年の東京五輪に向けて大忙しの日々の中でのご参加をいただきました。
 さまざまな競技団体において後進の指導をする立場で活躍中ですが、同時に被災地支援にも精力的に活動され、特に被災地子供たちの未来を案じておられます。その思いを込めて、今回もご本人作詞作曲の「がんばれ ニッポン」を、ご本人の声で収録させていただきました。

   前田 憲男

 戦後の日本の音楽界の道筋を創り上げて来られた方です。作曲家・編曲家・ジャズピアニストと、マルチに活躍する現役の日本のレジェンドです。特に日本のジャズ界では、神業師的なアレンジャーとして知られています。
 手掛けられた曲は数知れずありますが、アレンジされた曲はどれも自然で、美しく完成されたものに変わってしまいます。
 昨年、高校生向け吹奏楽オーケストレーションにしていただきました「がんばれニッポン」を、今年は、社会人・大学生向けにビックバンド版としてオーケストレーションして頂きました。
 昨年同様、前田憲男さまの災害復興を願う心意気として、格別のご配慮をいただきました。

    さとう 宗幸

 シンガーソングライター、司会、俳優、タレントとして、現在仙台拠点に活動されています。
 ご自身でも「みやぎびっきの会」の主催、「びっきこども基金」の創設、復興支援コンサートを企画するなど、被災地子供たち支援に大変なご尽力を続けておられます。
 今年は、昨年新曲リリースされたばかりの「だれかの風であれ」を収録させていただきました。この歌は、アフリカのエリトリアという国で英雄となった日本人、さとう宗幸氏の幼馴染でもある千葉晴信氏の波乱に満ちた人生と、千葉氏の見てきたアフリカの国への想いを歌っています。
 その詳細は、さとう宗幸手記として、このCDに記録させていただいております。戦いや自然災害などで、理不尽にも奪われてしまう命を想えば、今私たちに出来る事は何なのか?今私たちが考えるべき事は何なのか?この曲には、その答えが歌われています。

    マーヤー・カミュ

 ライブハウス新宿21世紀の現役トップアーティストです。レディ・ガガ、シンディ・ローパー、マドンナをはじめ、パワフルな歌から昭和の懐かしい歌まで、幅広いレパートリーを華麗なショーで楽しませてくれるエンターティナーです。
 今回、「がんばれニッポン」オリジナル版を、息の合った塚原光男氏とのデュエットでパワフルに歌っていただきました。
 また、ご自身発売CDの売上を被災地に寄付する活動をされている方です。

   山田  祥子
   2010年NHKのど自慢宮城県大会のチャンピオンです。
以後、2014年仙台七夕祭り織姫プロジェクト公式ソング「約束」を歌うなど、多くのCMソングを歌いながら、2月には、ファーストミニアルバム「ハツコイ」をリリース、7月には弾き語りワンマンライブを開催するなど、大活躍している在仙のシンガーソングライターです。
 また、アートを通じた福祉活動に参加し、障害を持つ方の支援を行いながら、街づくりイベントや仮設住宅への慰問活動、小学校での講演など積極的に復興支援活動を行っている仙台の歌姫です。
 今回は、ご本人が復興を願いながら歌い続けている歌を特別に収録させていただきました。
  竹内  直子

 ジャズピアノをメインに、コンサート、イベント、ディナーショー、ホテルラウンジなど、叙情感溢れる「歌うピアノ」に定評のあるピアニストです。近年は朗読とのセッション、邦楽演奏家や声優とのコラボレーションなど、幅広い分野へ活動の場を広げています。作曲、ライブ活動を続けているインストゥルメンタルの楽曲の数々は、メロディアスで温かい空気を醸しており、今回のプロジェクトのために新しく作曲した曲をご提供いただきました。演奏は、復興継続支援プロジェクトにご理解ご賛同いただいたサックスプレイヤーの西村貴行氏のご協力もいただき収録させていただきました。

   須藤  美智子

 主に宮沢賢治の作品等、方言を生かした朗読を持ち味として活動なされている方です。  
 所属サークルや朗読の第一人者である小林大輔氏の指導のもと朗読会を開催したり、小学校や高齢者施設で読み聞かせをする等、益々活動の場を広げておられます。
 また、ご自身も岩手県花巻市出身という事もあり、被災地を忘れないための活動として、快くご参加頂きました。今回は、岩手県花巻地方の温かみのある喋り方での朗読を収録させていただきました。

   泉水  知子(一般の方代表)

 千葉県在住で、優しい旦那さんと愛娘さん3人で暮らしているお母さんです。
 東日本大震災当時、ご自身は闘病生活の真っ最中だった様ですが、歌と音楽で勇気づけられて病気を克服された経験のある方です。
 今回は、ご自身以上に辛い思いを経験している被災地の方々、被災して悲しい思いをしている子供たちに、今でもこれからも応援したいと言うお気持ちで参加していただきました。

   TN Swing Jazz(オーナー冨永務)

 2014年開業、東京都千代田区岩本町にある日本随一のビックバンドジャズオーケストラのライブハウスでジャズファンなら誰でも驚く超豪華メンバーが力強く丁寧に演奏しているお店です。
 オーナーが生音に拘ったビックバンドジャズオーケストラの迫力は、この店以外では味わえない貴重なサウンドとして、多くのジャズファンで賑わっているお店です。
 今回は、当プロジェクトプロデュースで実現した、塚原光男作詞作曲、前田憲男オーケストレーションの「がんばれニッポン」ビックバンド版を、TN Swing Jazzオーケストラのビックネーム揃いの豪華なメンバーで、前田憲男氏指導の元で収録させていいただきました。

   咲花商事「ライブハウス21世紀」 (オーナー樋渡隆弘)
 1976年開業の新宿屈指の老舗で、“ビジネスマンが安心して楽しめる、家族で音楽を楽しめる店“をモットーにステータスの高い生バンドで歌えて楽しめる参加型ライブハウスです。 
  今年40周年、昨年から40周年記念事業の一環として参画していただいております。  ビートルズ、オールディズ、ジャズ、歌謡曲等2,600曲以上のレパートリーがあるのも多くの音楽ファンから支持され続けて来た理由の一つです。
 平井堅さんをはじめ、多くのアーティスト、作曲家が巣立った店としても有名です。
   「花の冠」について

 2011年3月11日の東日本大震災から1か月、この詩が生まれました。
作者は、大越桂さん。お母さんの手のひらに文字を書き作詞をする筆談詩人です。
この詩は、仲間たちによって広がり、その後、松浦真沙さんが合唱曲として作曲、「今は小さな種だけど、いつか、みんなが笑顔の花になるように」との、復興の願いが込められた歌になっています。

   「わせねでや」について

 宮城の方言で、「忘れないで」を意味します。
 震災で亡くなった方たちへの追悼の意味と、大災害を忘れる事無く、いつまでも後世に伝えなければならないと言う想いを込めた歌になっています。
 原詩を書いたのは、宮城県塩釜市桂島在住の内海和江さん。
 大震災の津波の影響で、一時期声が出せなくなりながら、避難所にて一編の詩を綴りました。
 その詩に込められたのは、故郷や家族を想う優しい気持ち。それを後世に残しより多くの人にその惨劇を伝えるために、ヒザシさんが曲を付け歌われるようになりました。
「震災で命を亡くした人々のためにも」
「この震災の恐ろしさを後世へ語り継いで行くためにも」
「もとあったあの美しい風景を、再び取り戻すためにも」との決意で、
仙台南高校の学生たちが、今も、これからもずっと歌い続けて行く歌です。